STACKでの数式入力記法

 STACKでの数式の入力は、基本的にはMaximaの数式入力記法に従うことになる。 しかし、基本的な数式の入力に関しては、CやJavaなどのプログラミング言語あるいはExcelなどの表計算ソフトウェアで使用されている形式とほぼ同様だと考えて良い。

1.基本

数 値

数式   STACKでの入力
1.234    1.234
π 円周率  pi あるいは %pi
e 自然対数の底  e あるいは %e
i 虚数単位  i あるいは %i
      あるいは %j 

加 算

数式 STACKでの入力
1+x  1 + x

減 算

数式 STACKでの入力
x-1  x - 1

乗 算

数式 STACKでの入力
2x  2*x
x(ax+1)  x*(a*x+1)

※ * を省略した場合にSTACKにより補われる場合もあるが、この処理が常に正しく働くとは限らないので、乗算の場合は必ず * を使用することが必要である。

除 算

数式 STACKでの入力
2分の一  1/2
除算の例  (x+1)/(x-1)
連分数  1+1/(1+1/x)

べき乗

数式 STACKでの入力
x2  x^2
x-2  x^(-2)
x1/3  x^(1/3)

括弧

数式 STACKでの入力
分数の表示におけるかっこの使用  (a+b)/(c+d)
分数の表示におけるかっこの使用  a+b/(c+d)
分数の表示におけるかっこの使用  (a+b)/c+d

2.関数

関数の引数部分は必ず ( ) で囲まなければならない。

対数

数式   STACKでの入力
logx 自然対数  log(x) あるいは ln(x)
logab 任意の底の対数  log(b)/log(a) あるいは ln(b)/ln(a)

平方根

平方根は sqrt () または分数によるべき乗を利用して表す。 2^(0.5) のように小数を用いた場合は、数値としてのみ扱われるため注意が必要である。

平方根

指数関数

数式 STACKでの入力
ex  exp(x)
e-x  exp(-x)

絶対値

数式 STACKでの入力
 abs(x)

三角関数

数式 STACKでの入力
サイン自乗  sin(x)^2
サイン分の1  csc(x) あるいは 1/sin(x)
sin-1x  asin(x)

3.行列・リスト

関数の引数部分は必ず ( ) で囲まなければならない。

行列

数式 STACKでの入力
行列の入力例  matrix([1, 2], [3, 4])

集合

数式 STACKでの入力
{1, 2, 3}  {1, 2, 3}

リスト

数式 STACKでの入力
1, 2, 3  [1, 2, 3]

4.その他

ギリシャ文字

ギリシャ文字は英語名で入力する。

文字 STACKでの入力
δ  delta
Δ  Delta

Maximaのバグにより、gamma と入力しても Γ となるため、γを指定するには %gamma としてください。

方程式

方程式は = (等号)を使って入力する。

数式 STACKでの入力
x2 - 2x + 1 = 0  y=x^2-2*x+1

不等号


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