計算問題では、小テストが実施される際に実際の値に置き換えられる、ワイルドカードを使用した数値問題を作成することができます。
データセットの設定
- ワイルドカード(変数)に対して、既存のデータセットを使用するか新しいデータセットを使用するかを選択します。

- 「次のページ」をクリックします。

- 「データセットパラメータを更新する」をクリックすると、値が再設定されます。
- 必要に応じて、答の許容誤差パラメータを設定します。

- 「アイテムの追加方法」を選択し、「追加するアイテムを仮取得する」をクリックします。

- 追加するアイテムの数を選択し、「追加」をクリックします。

- データセット・アイテムが表示されます。

- 数を指定して「表示」をクリックすると、データセット・アイテムが表示されます。

- 「変更を保存する」をクリックします。
演算子と関数
使用できる演算子は、+ - * / と余剰演算子の % です。
PHPスタイルの数学関数も使用することができます。
- 引数が無い関数
- pi
- 引数が1つの関数
- abs, acos, acosh, asin, asinh, atan, atanh, ceil, cos, cosh, deg2rad, exp, expm1, floor, log, log10, log1p, rad2deg, round, sin, sinh, sprt, tan, tanh
- 引数が2つ以上の関数
- atan2, pow, min, max
許容誤差(許容範囲)
「許容誤差」のフィールドは、すべての解答が正しいものとして受け入れられるようマージンを設定するために使用します。許容タイプには、相対度数、名義尺度、幾何平均値の3つがあります。小テストの答えが200と計算され、許容誤差が0.5の場合、それぞれの許容タイプは次のように動作します:
- 相対度数
- 許容誤差は正解に0.5を掛けて計算されます。この例の場合、許容誤差は100となり、正しい答えは、100と300 の間 (200 ± 100) になります。
これは、正解の大きさが、ワイルドカード値の間で大きく異なる場合に有用です。
- 名義尺度
- これは一番シンプルな許容タイプですが、非常に強力という訳ではありません。正しい答えは、199.5と200.5 の間 (200 ± 0.5) になります。
この許容タイプは、異なる正解間の差が小さいときに有用です。
- 幾何平均値
- 許容誤差の上限は、200 + 0.5*200と計算され、相対度数と同じ値になります。下限は、200/(1 + 0.5)と計算されます。正しい答えは、133.33と300の間になります。
これは、相対度数の許容誤差が1またはそれ以上となるような大きな値を持つ必要がある場合、上限は受け入れることができても、すべてのケースで下限ゼロになることは受け入れることができない場合の複雑な計算に有用です。
有効数字フィールドは、正解がレビューやレポートにどのように表示されるかにのみ関係します。
例: 有効数字3で、正しい答えが13.333の場合、13.3と表示されます。1236は、1240と表示されます。23は、23.0と表示されます。