アダプティブモードでのテストの実施

  

アダプティブモードを選択した場合、学生は小テストを受験している最中に、それぞれの問題に対して複数回の解答を行うことができます。例えば、学生の解答が間違っていた場合、学生はすぐに再度解答し直すことが許されます。

小テストの設定

アダプティブモード

アダプティブモード
アダプティブモードを指定すると、受講者は小テストの各質問に対して複数回の解答を行うことができます。
  • 受講者の解答が間違っている場合、メッセージを表示し、問題を再表示して受講者は解答し直すことができます。ただし、通常は間違った解答ごとに評点にペナルティを課すよう設定します。
※ 小テストの作成については、小テストの作成 を参照してください。

小テストの質問の設定

ペナルティ要素
それぞれの間違った解答に対して差し引く評点の割合を指定します。ペナルティ要素は、0から1の間に設定します。
例えば、評点のデフォルト値が2でペナルティが0.5(50%)だとすると、1回当たりの減点は2×0.5=1となります。
ペナルティ要素が1の場合、学生は評点を獲得するためには最初の解答で正解する必要があります。
ペナルティ要素が0の場合、学生は正解して評点が満点になるまで何度でも好きなだけ受験することができます。問題動作として「アダプティブモード(ペナルティなし)」を指定することもできます。

アダプティブ・モードでの小テストの受験

小テストを開きます。

「問題を受験する」をクリックします。

最初の解答画面

答を選択して、「送信」をクリックします。(この場合の解答は正解ではありません。)

最初の採点結果

「不正解」と表示され、解答のペナルティとして 1×0.5 が課せられます。次に解答する場合の満点は、評点の1から0.5を引いた0.5になります。

評点が0以下になる前に正解した場合

二回目に、正解である「c. なまず」を解答したとします。

「正解です」と表示され、評点は1からペナルティとして1×0.5 が引かれ、0.5となります。

評点が0以下になる前に正解できなかった場合

二回目も、正解でない解答を選んだものとします。

2度目も不正解だった場合、ペナルティとしてさらに1×0.5 が課せられます。次に解答する場合の満点は、前回の満点の0.5から0.5を引いた0になります。

三回目に、正解である「c. なまず」を解答したとします。

正解となりますが、2回の不正解により評点の1からペナルティの1×0.5 が2回引かれ、得点は 0 となります。

ペナルティによる減点について

※ ペナルティによる減点が評点を上回っても、得点が負になることはありません。