複数受験インタラクティブ・モードでのテストの実施

  

学生に即時フィードバックを与えて、次の受験に挑戦させたい場合は、 「複数受験インタラクティブ」モードを使用します。

小テストの設定

「問題の挙動」欄で、問題動作として「複数受験インタラクティブ」を指定します。

インタラクティブモード

複数受験インタラクティブ
記入したヒントの数と同じ回数だけ再受験が可能となります。
ペナルティを設定した場合は、評定にはペナルティが適用されます。
レビューオプションで、正解の表示がチェックされていても、受験中は正解は表示されません。また、問題の挙動で、「直近の解答内容を反映させる」をNoとしても、問題の設定で、「正しくない解答をクリアする」を指定しても、再受験の際に、前の解答が表示されます。

※ 小テストの作成については、小テストの作成 を参照してください。

小テストの問題の設定

総合フィードバック

ここでは、「すべての正答」に対するフィードバックを「正解です」とし、「すべての不正解」に対するフィードバックを「間違いです」としています。

多肢選択複数解答問題、組み合わせ問題などの場合は、「すべての部分的に正しい解答」に対するフィードバックも設定します。

ペナルティ

ペナルティ

ペナルティ要素
それぞれの間違った解答に対して差し引く評点の割合を指定します。ペナルティ要素は、0から1の間に設定します。
例えば、評点のデフォルト値が3でペナルティが0.3333333(33.33333%)だとすると、1回当たりの減点は3×0.3333333 = 1となります。

ヒント

記入したヒントの数と同じ回数だけ再受験が可能となります。

ここでは、ヒント1、ヒント2とヒント3を記入しています。そのため、再受験は3回まで可能となり、全体で4回の受験が可能となります。

ヒント

 

複数受験インタラクティブ・モードでの小テストの受験

小テストを開きます。

テストの開始

「問題を受験する」をクリックします。

最初の解答画面

ここでは、ヒント1~ヒント3を記入しているため、3回の再受験を含めて残り受験数は4となっています。

1回目の解答画面

答を選択して、「チェック」をクリックします。(この場合の解答は正解ではありません。)

最初の採点結果

1回目の採点結果

不正解に対するフィードバックとヒント1が表示されます。

表示はされませんが、ペナルティとして 3×0.3333333 が課せられます。次に解答する場合の満点は、評点の3から1を引いた2になります。

「再受験」をクリックします。

2回目の解答画面

2回目の解答

残り受験数は3となっています。

別な答を選択して、「チェック」をクリックします。(この場合の解答も正解ではありません。)

2回目の採点結果

2回目の採点

不正解に対するフィードバックとヒント2が表示されます。

表示はされませんが、ペナルティとして 3×0.3333333 が課せられます。次に解答する場合の満点は、評点の3から2を引いた1になります。

「再受験」をクリックします。

3回目の解答画面

3回目の解答

残り受験数は2となっています。

別な答を選択して、「チェック」をクリックします。(この場合の解答も正解ではありません。)

3回目の採点結果

3回目の採点

不正解に対するフィードバックとヒント3が表示されます。

表示はされませんが、ペナルティとして 3×0.3333333 が課せられます。次に解答する場合の満点は、評点の3から3を引いた0になります。

「再受験」をクリックします。

4回目の解答画面

4回目解答

別な答を選択して、「チェック」をクリックします。(この場合の解答は正解です。)

4回目の採点結果

4回目の採点

正解に対するフィードバックが表示されます。

ペナルティとして 3×0.3333333 が3回課せられているため、得点は評点の3から3を引いた0になります。

ペナルティによる減点について

※ ペナルティによる減点が評点を上回っても、得点が負になることはありません。