学生用計算サーバ(教育利用)

総合情報基盤センターでは,学生向けの計算機演習用として,Webサーバを計算サーバ兼用として開放しています。皆さんが共同利用しますので,利用条件等をよく読んで適切に利用してください。なお,GPU計算については学生用GPU計算サーバ(教育利用)をご確認ください。

はじめに

総合情報基盤センターでは,2種類の教育用計算サーバを提供しています。それぞれの特性をよく理解し,適切に利用してください。

  • 学生用計算サーバ(=CPU計算機)
  • CPUを利用した計算処理が可能です。

    CPUはコンピューター全体の計算処理を行うため,連続的な計算処理を得意としています。

  • 学生用GPU計算サーバ(=GPU計算機)
  • CPU計算に加えて,GPUを利用した計算処理が可能です。

    GPUは3Dグラフィックスなどの画像描写に必要な計算処理を行うため,並列的な計算処理を得意としています。

対象

教職員・学生

利用条件

  • CPU時間は1日を超えないこと。
  • 教育用としての利用であり,卒業研究等においての多量のjob投入は禁止します。
  • (多量のjobや一日を超えているプロセスは管理者権限にて停止する場合があります。)

サーバ仕様

  • CPU: Intel64 X5650(6core)×2個 (12core)
  • Mem: 48GByte

利用方法

  • Login
  • sshでwwwst.ems.u-toyama.ac.jpに接続

  • Editor
  • Emacs , vi(vim), nano が利用可能

  • Cコンパイラ
  • gcc(GNU),icc(Intel, ver.12.0)

  • Fortranコンパイラ
  • gfortran(GNU), g77(GNU), ifort(Intel, ver.12.0)

  • 数値演算ライブラリ(Intel Math Kernel Library)
  • インストールパス: /opt/intel/composerxe-2011.1.107/mkl

    (コンパイラに関する注意点:intelコンパイラは同時使用数2となっています。)

  • スクラッチ領域(実行結果の一時保管場所)
  • /var/scr の下に,自分のIDディレクトリを作成して,利用可能です。(保存期間1週間)

  • home領域
  • サーバlogin時のhome領域は,端末室PCのZ:ドライブ(Networkドライブ)にmountされていますので,homeに書き出すと端末室PCでそのまま利用可能です。

  • ファイル保存上限
  • home領域(Z:ドライブ)の容量上限は,2GByteです。この2GByteには,端末室利用のための領域が含まれますので,1GB程度の利用としてください。1GBを超える場合には,スクラッチ領域を利用して,結果のみをhomeに保存してください。