アセスメントのタイプ

  

Moodle のアセスメント機能には、テストとアンケートがあります。 

テストやアンケートを作成し管理することにより、受講者の学習を促したり、受講者の到達度を把握して授業の調整に役立てることができます。

テストやアンケートの目的と特徴

テスト
目  的 受講者のコースの理解度の把握など
機能の特徴 自動的に採点され、結果が記録される。(記述式を除く)
成績のチェックが可能である。
自動的に採点できる。
採点した後に正解を示すことができる。
誤答に対するフィードバックを表示することができる。
制限時間を設定することができる。
複数回受験可能な設定も可能である。
受験に際してパスワードを必要とする設定も可能である。
アンケート
目  的 授業評価、インストラクタの評価、受講者の知識のチェックなど
機能の特徴と制限 採点されない
無記名(匿名)の場合、受講者の名前とアンケート結果は関連付けられない。したがって、結果をそれぞれの受講者にフィードバックすることはできない
記名式の場合、受講者の名前とアンケート結果は関連付けられる。ただし、記名式とした場合、正直な回答が得られない恐れもある。

小テストの問題(質問)のタイプ

小テストの問題(質問)は、次のようなタイプまたはその組み合わせで構成されます。

  • 正誤         -  2つの選択肢 (○または×) から答を選択します。
  • 多肢選択       -  複数の選択肢から答を選択します。単一解答、複数解答があります。
  • 部分点なし多肢選択    -  正解の選択肢のみをすべて選んだ場合だけ評点を獲得できます。
  • 記述         -  答として単語またはフレーズを入力します。
  • 組み合わせ      -  質問のリストと答のリストの関係を一致させます。
  • 数値         -  記述問題の正答に対して数値の範囲を設定できます。
  • Cloze(穴埋め問題)
  • ランダム記述組み合わせ   - カテゴリ内にある記述問題を使って、ランダムに組み合わせ問題を出題します。
  • 説明            - 実際の問題ではなく、単にテキスト やグラフィックを表示します
  • 計算        - 実施時に値と置き換えられるワイルドカードを使用した数値問題を作成できます。
  • 作文     -  作文形式の答えを書き込みます。 自動的に採点することはできません。
  • ランダム問題      - 指定した数の質問をカテゴリーからランダムに取り出して設定します。

※ それぞれの形式の問題の作成方法は、テストの質問の作成のそれぞれの項の説明を参照してください。

  

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