計算問題では、小テストが実施される際に実際の値に置き換えられる、ワイルドカードを使用した数値問題を作成することができます。
計算問題には、式および各ユーザーが変更可能な変数が含まれています。変数の範囲は、許容誤差を指定することによって設定できます。
解答セットはランダムに生成されます。正解は、特定の値であったり、または一定範囲の値であったりします。
計算問題の作成
- 問題バンクで[新しい問題の作成]をクリックします。
- 問題タイプの選択ウィンドウで、「計算」を選択します。

- 「追加」をクリックします。

一般設定
- 問題を保存するカテゴリを選択します。
- 問題名を入力します。

- 問題テキストを入力します。

- 表示したいイメージがある場合は、画像ファイルの挿入を行います。
- 評点のデフォルト値を指定します。
- 全般に対するフィードバックを入力します。受験後学生に表示されます。(入力しなくてもかまいません。)

正解と評点の設定
- 正解の公式を記入します。
- 評点を指定します。

- 許容誤差を記入します。
- 許容誤差のタイプを指定します。

- 答えの表示を指定します。
- フォーマットを指定します。

- フィードバックを入力します。(入力しなくてもかまいません。)
- 選択肢の数を増やす場合は、「 さらに1件の選択肢入力欄を追加する」をクリックします。
単位処理の設定
- 必要な場合は、単位処理の設定を指定します。

- 単位ペナルティ
- 単位入力ボックスに正しくない単位が入力された場合、または
数字入力ボックスに単位が入力された場合にペナルティが適用されます
- 単位処理を入力します。

- 乗数
- 乗数は正しい数値の解答に掛けられる要素です。
最初の単位 (単位1) はデフォルトとして乗数は1となります。単位がWで、正しい解答の数値が5500の場合、正解は5500Wになります。
乗数0.001の単位kWを追加した場合、正解は5.5kWになります。したがって、5500Wまたは5.5kWという解答が正解とされます。また、
許容されるエラーにも乗数が適用されることに留意してください。もし、許容されるエラーが100Wの場合、許容されるエラーは0.1kWとなります。
複数受験設定
- それぞれの不正解に対するペナルティを設定します。

- ヒントを入力し、オプションを指定します。
変更を保存する
- 「変更を保存する」をクリックします。
Moodleで作成できる問題の種類